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リモコンが壊れた?エアコンが運転しない時の対処法

昨日まで動いていたエアコンが急に動かなくなった。
エラーを示すランプにも、それらしい点灯や点滅はない。
もしかしたら、リモコンが正常にはたらいていないかもしれません。
今回は、リモコンがうまく作動していない時の確認のしかたや、対処法をご紹介します。

電源の確認

まずは、電源です。
当然ですが、これが無いとエアコンは動きません。
停電でもないのに、エアコンが動かなくなった場合は、まず分電盤のブレーカーを確認しましょう。
切れている場合は、入にしてみます。
まれに、漏電してブレーカーが落ちることで、電気の供給を遮断していることがあります。
2~3回「入」にしても、すぐ落ちてしまう場合は、漏電の可能性が大です。
危険ですので、ブレーカーが落ちたまま(切のまま)、専門業者様に依頼しましょう。
家庭用エアコンの場合は、おおむねどのメーカー様の機種でも、室内機に「応急運転ボタン」が搭載されています。
取扱い説明書や、室内機にボタンの位置や操作の方法が書かれていますので、それを参考にしながら、応急運転をしてみてください。
この操作をしても、やはり運転を始めない・何のランプも点灯しない場合などは、電源が正しく供給されていない、という判断基準になります。
テスター(電流や電圧を測定する機器)をお持ちの方は、ご自分で計測していただいてもかまいませんが、場合によっては200V電圧がかかっていますので、くれぐれもご注意を!
ご経験や自信がない場合は、やはり専門業者様に依頼しましょう。

リモコンに問題がある場合

応急運転ができて、正常にエアコンが運転した時、次に疑わしいのはリモコンです。
信号が出ているのかどうか、確認しましょう。
簡単に、「リモコンから信号が出ているか どうか」を試す方法があります。
携帯電話やスマートフォンの、カメラ機能を使います。
まず、カメラを起動します。
リモコン先端の信号発信部(2~3mm程度の小さな電球のようなもの)をカメラに向けます。
後は、どのボタンでも良いので、リモコンのボタンを押しながら、カメラを通して発信部を観てみてください。
リモコンが信号を出している時は、発信部が「ぼや~っ」と薄いピンク色に光ります。
携帯やスマホのカメラは赤外線をとらえると、このように発光します。
※この確認方法は、エアコン以外のリモコンでも応用できます。
カメラで覗き込みながら、どんなにリモコンのボタンを押しても、発信部が光らない場合は、リモコンに不具合がありそうだ、と判断します。
リモコンの電池がきれていたら、発信されません。
電池の残量がわずかだった場合でも、信号が室内機まで届かないことがあります。
新品の電池と交換してみるか、他のリモコン(テレビなど)と使用している電池があれば、それと入れ替えてみるのも良いでしょう。
電池は新品に交換してみたけれど、やはりカメラの画像にも反応しないし、エアコンも作動してくれない時には、リモコンそのものが故障しているかも知れません。
よほど、高性能なリモコンでない限り、数千円で新品を調達できるはずですので、メーカー様かご購入になった電気店様などに問い合わせてみましょう。
スマホをお持ちの方であれば、「スマホがリモコンになるアプリ」も配信されています。
ただし、こちらは正常な運転をしない場合や、アプリが原因で万が一の故障が起きた場合は、誰も保証してくれませんので、自己責任でのご使用になります。
応急運転ボタンで操作しつづけるのは大変ですし、応急運転では冷房・暖房の切り替えはできても温度設定はできません。
正規のリモコンを入手することを、おススメします。

エアコンに問題がある場合

電源にも、リモコンにも異常がなさそうだけれど、やっぱりエアコンは反応しない…。
こうなると、室内機に問題がある、と判断します。
リモコンからの信号を受信する装置(受信部といいます)や、その信号を受けて機械を動かす基板に原因があります。
室内機の分解や基板の取り出し作業、不具合の確認はとても難しく専門的な作業です。
分解中に別の装置を壊したり、感電する恐れもあり危険です。
こちらは専門業者様に依頼しましょう。

室内機がエラーを出している場合

一度動き始めたけれど、また停止した。
という時は、エラーを出しているかもしれません。
室内機のランプが普段とは違う点滅をしたり、リモコンに何らかのエラーコードを表示するものもあります。
こうなると、修理が必要なケースが大半です。
専門業者に修理依頼をしてください。
一瞬動くからといって、何度も入り切を繰り返すと、不具合の内容によっては、ダメージが大きくなることもあります。
できれば、停止したままでサービスマンの訪問と説明を待ちましょう。

まとめ

急にエアコンが反応しなくなった場合は、以上のように対処してみてください。
電池の交換でトラブルが解消する場合でも、サービスマンが訪問すると出張料は支払わなければなりません。
ただし、脚立からの転落や、感電などには十分な注意が必要です。
事故を起こしたり、ケガの懸念がある場合は、専門業者様に力を借りてみてください。
くれぐれも、無理をなさらないように。

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